問題

あるスーパーでは、原価の3割の利益が出るように定価を決めている。このとき、次の各問に答えよ。

(1)
ある野菜を何個か仕入れ、定価390円で売ったところ、完売し、9090円の利益が出た。この野菜の仕入れた個数はいくらか。

(2)
ある果物を120個仕入れ、定価130円で80個売った。残りは値引きして販売し、すべて売り切った。利益は、定価ですべて売り切った場合よりも1,000円安かった。このとき、値引きして販売した売値がいくらだったか答えよ。






解答

(1)
原価の3割の利益が出るように定価を決めているので、原価をXとすると、
X (原価) + 0.3X (利益) = 390 (定価)
1.3X = 390
X = 300
※わかる人は、直接 390÷1.3=300と考えてもいいです!

原価が300円で、定価が390円なので、利益が1個あたり90円だとわかる。
野菜の仕入れた個数をYとすると、
90 × Y = 9090
Y = 101個

よって、 101個



(2)
原価の3割の利益が出るように定価を決めているので、この果物の原価は、
130 ÷ 1.3 = 100  だとわかる。

よって利益は、130-100=30円

定価ですべて売り切った場合の利益は、
30×120=3600円

今回の利益は、定価ですべて売り切った場合よりも1,000円安かったので、2600円

値引き後の売値をX円とすると、定価130円を80個売り、残りの40個をX円で売ったので、
(売上)130×80+X×40 = 10400+40X
(仕入)100×120 = 12000
(利益)2600

よって、売上ー仕入=利益なので、
10400+40X ー 12000 = 2600
40X = 4200
X = 105

よって、 105円





A.(1)101個 (2)105円



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