今日は、適性検査であるSCOAについて解説していこうと思います。
<この記事でわかること>
・適性検査SCOAについて
・SCOAの対策法、勉強法
・オススメのSCOA問題集
SCOAについて
SCOAは、NOMA総研が開発した就活や公務員試験で使用される適性検査です。(要は、SPIみたいなものですね。)
ただSPIと違って、SCOAは、いわゆる5教科(国、数、理、社、英)が出題される適性検査となっています。難易度については比較的易しいものが多く、中学の内容が中心となります。
試験の中身については、簡単にイメージしていただければと思いますが、
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・言語 → 語句の意味を問う問題や、長文読解
・数理 → 方程式や数列など
・論理 → サイコロを転がす問題、推論(SPIの順序の問題みたいなもの)
・常識 → 中学の理科や社会の内容から出題、時事問題など
・英語 → 単語の意味などが出るが、長文問題はないので安心
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このような感じになります。
具体的には実際に問題を解いて確認していくと良いでしょう。
また、民間企業での実施もさることながら
今は公務員試験の一次試験がSCOAなんてことも珍しくありません。
公務員志望の方もSCOAについて知っておくことをオススメします。
公務員志望の方もSCOAについて知っておくことをオススメします。
試験の種類
一般的には、SCOA-A(5分野)とSCOA-Bを実施することが多いです。【SCOA-A】(基礎能力検査)・・・3分野のものと、5分野のものがあります。
∟3分野(言語、数理、論理)全体で45分
∟5分野(言語、数理、論理、常識、英語)全体で60分<120問>
【SCOA-F】(基礎能力検査)
∟3分野(言語…20分、数理…15分、論理…15分)
∟4分野(言語…20分、数理…15分、論理…15分、英語…15分)
【SCOA-B】(性格検査)・・・ 性格特徴、気質類型、意欲や態度
∟全体で35分程度で、検査1と検査2がある。
【SCOA-C】(事務適性)
∟6分野(照合、分類、言語、計算、読図、記憶)各分野4分
【SCOA-i】(WEBテスト)
∟4分野(言語、数・論理、空間、知覚の正確さ)20分
受検方式
主に「テストセンター」と「ペーパーテスト」となります。基本的にはこの2つだと思って良いと思います。
どちらかというとテストセンターのほうが多い印象です。
SCOAの対策法
次の3つを意識して対策していきましょう。- 問題集は最低3周すること
- 答えを導く過程を理解すること
- 時間を意識して解くこと
【1.問題集は最低3周すること】
何度も同じ問題を解くと答えを覚えてしまうから意味がないと思いがちですが、それは違います。
1回目は解き方を理解することが重要ですし、2回目からは素早く解くことを意識する。SCOAはスピード勝負ですからね。
そして、3回目は自信をつけるための仕上げのようなイメージです。
あくまでも最短での話なので、人によっては5回、10回と必要かもしれません。
毎日コツコツと続けていきましょう。
【2.答えを導く過程を理解すること】
特に、数理と論理についてですが、答えを覚えても意味がありません。
なぜなら、全く同じ問題が出るわけではないからです。(←全く同じ問題も出たりすることもある)
では、何が重要かというと、答えを導く過程です。
ここを理解できていれば、たとえ数字や条件などが変わったとしても、「あ!この問題は、あの問題と似ているな!同じ方法で解けるかも⁉」ってなるわけです。
このような引出しを多く頭に入れておくことで、本番でも動揺することなく対応できるようになります。
【3.時間を意識して解くこと】
一般的にSCOA-Aが実施されることが多いと話しました。
これは、120問を60分で解いていくわけなので、単純に1問あたり30秒で解いていくことになります。
つまり、時間を意識して解いていかないと、とてもじゃないが時間が足りないわけです。
日頃から、時間を計りながら問題を解いていくよう心がけましょう。
オススメの問題集
ズバリ!結論から言うとコチラの問題集がオススメです。『7日でできる!SCOA必勝トレーニング』
自分の本の紹介かよ!ってツッコミがきそうですが、どの問題集よりも良いものを作ろうというコンセプトで作成した問題集です。
多くの人がSCOAで悩んだり、諦めたりしないように、丁寧でわかりやすく解説しています。
また、難しいとされる「数理」と「論理」の分野については、解説に加えて、動画解説も付けています。ページのQRコードを読み取ってもらうと、動画解説のページにアクセスでき非常に便利です!
詳しい内容などは、こちらの記事で解説していますのでご興味のある方はぜひご確認下さい。
まとめ
ということで今回は適性検査のSCOAについて説明させて頂きました。SCOAの概要や種類など、全体像を知ることで、対策の方法など理解できたかと思います。
就活や転職、そして公務員試験などで幅広く使用されるSCOAを攻略して、目標達成に向けて頑張ってほしいと思います!
皆さんの勉強を応援していますね!
最後まで読んで頂きありがとうございました。